
・・・といっても、カメラ自体が壊れやすいという意味ではなくて、ひとつのカメラに集中して写真を撮るというスタイルが薄れているという話。
今は「トイカメラブーム」などと言われる時期もあり、大手玩具メーカーや各社からわざわざトイカメラ風な写りを期待できるカメラが開発されたりして、ユーザーも選択できるくらいバラエティ豊かなのはいいんですが。 反面、トイカメラと呼ばれるカメラが溢れて、ひとつに集中できなかったり、新発売のカメラに目が移ってしまったりと、トイカメラ消耗品時代を迎えているような気さえします。
今のように多くの人に認知される前は、トイカメラというと、すでに製造中止になってしまったソ連製や中国製のローテクカメラの突拍子もない偶然の写りを楽しむ為に、いろいろ改造してみたり、いろんなシチュエーションで撮りまくってみたりという楽しみ方が多かったんですが、最近は、面白い写りのカメラを探して、気に入らなければ他のカメラに、という流れが多いように感じます。
加えて、デジタルの波がトイカメラにも押し寄せたことも要因でしょうね。 デジタルが氾濫して逆にフィルムの温かみのある写真が楽しいから、という理由でトイカメラを始める人も多かったのですが、今はフィルム製造各社の製造中止や事業撤退、デジタル路線への事業転換などで、フィルムカメラへの敷居がどんどん高くなってしまっているのも理由かもしれません。
まぁ、数多くのカメラを使っていろんな写真を撮って楽しむというのも楽しみ方の方法なので全然否定する気はないのですが、ここらでひとつのカメラに的を絞ってじっくり堪能してみたいという気持ちも最近特に高まってきていたりもします。
そうなるとフィルムカメラ、面倒だけど面白いですからね。


